月曜日の朝が怖い—心をすり減らす教師の日常

朝、目が覚めると同時に思い浮かぶのは、学校で暴れまわる子、暴言を吐く子、そしてクレーマーの親モンスターたちの顔と声です。

その瞬間、1日の始まりが絶望に変わります。

特に、そうした光景を夢にまで見てしまった後の月曜日の朝は、心が折れ、布団から出る気力を失ってしまうこともあります。

「また一週間、心をすり減らしながら過ごさなければならない」

と考えると、ただ息をするだけでも重く感じられます。

教師として、子どもたちの成長を見守ることは本来喜びであるはずです。

それなのに、現実には子どもたちの問題行動やモンスター保護者からの過剰なクレームに対応することで、自分の時間も気力も削られていく日々が続きます。ふと、

「あいつら、年内いっぱい休んでくれないかな」

と本気で願う自分がいることに気づき、そんな自分に驚くこともあります。

それほどまでに疲弊しているのだと思い知らされます。

学校は本来、子どもたちが安心して学び、成長する場であるべきですが、現場の教師が心をすり減らして働いている状態では、それを十分に提供することは難しいのかもしれません。

それでも、教室に足を踏み入れたら、そんな思いを胸にしまい込み、明るく振る舞うしかありません。

子どもたちに自分の疲れた姿を見せるわけにはいかないからです。

このような状態を続けていると、自分自身が何のために教師を続けているのか分からなくなることがあります。

理想と現実のギャップに押しつぶされそうになりながらも、

「誰かの成長に少しでも役立てたら」

という思いを支えにして、なんとか踏ん張っています。それでも時折、

「教師はどこまで耐えるべきなのか」

「誰が教師を支えてくれるのか」

と疑問に感じることもあります。

月曜日の朝が怖いと感じる教師は、私だけではないかもしれません。

私たちが抱えるこうした悩みや疲れについて、もっと理解されることを願っています。

そして、心をすり減らしながら働く現状を少しでも改善する方法を見つけていきたいと切に思います。